

京のミネラルウォーター「千年水」
フォションホテル京都では良質な地下水をくみ上げ、京都の美味しい水をお客様に味わっていただくと共に、適切な地下水の使用によりSDGsに貢献する新たな取り組みを行っています。
千年の都・京都では平安京の時代より新鮮で良質な地下水が利用され、豆腐、湯葉、生麩、京料理、日本酒、和菓子など日本を代表する豊かな食文化を育んできました。また京都の地下水はいくつかの神社、お寺などで直接触れることができます。更にはいくつかの茶道家元にはそれぞれ井戸を有しており、お茶を点てる時には井戸から汲んだ地下水を使用されています。このように、京都は地下水と様々な京文化とが強く結びついてきました。

琵琶湖に匹敵する地下水量
これまで京都の地下水に関して研究してこられた関西大学・楠見教授曰く、「地形・地質の観点から京都盆地は周囲を樹木に覆われた山に囲まれるとともに、木津川、琵琶湖を含む宇治川、桂川が盆地に流れ込み、天王山―男山の狭隘部で合流して淀川となって流下しています。このような地形が豊富な地下水を蓄え、その量は約211億トンと計算され、約275億トンの琵琶湖に匹敵する量となります。フォションホテル京都が位置する地層は、砂礫層が厚く堆積していることから、良質な地下水が得られます。」

千年水を五感で楽しむ
京都の軟水は口当たりがやさしく、飲みやすいのが特徴で、事実、出汁が良く出るなど、うまみを重視する京料理の命として多くの料理人たちから愛されてきました。
フォションホテル京都での滞在を通して、料理や飲み水だけでなく、入浴時のお湯にも使用いただけるなど全身で京都の水の良さを感じていただけます。グルメホテルとして食の原点である水に着目し、料理や紅茶だけでなく、浴室でのお風呂やシャワーの水でも使用することで、滞在中、上質で柔らかな自然の恵みを感じていただけることでしょう。